何があっても怒らない人になる!怒りの感情をコントロールする方法

いつもイライラしてストレスでいっぱいの生活を送っている人が多いのはなぜでしょうか?
いつも怒っている人は、他人の言動にいちいち腹を立てています。それが正しいと思っています。けど、その怒りはホントに正しいのでしょうか?
何があっても怒ってはイケないんです。怒ること無く、自分や他人を許す大切さに気づくべきなんです。何故かと言うと・・・
何があっても怒らない人になる!怒りの感情をコントロールする方法
怒りの感情がくるのはどうして?
「人は、怒るために怒る」そんなことを言われたら、誰もが「そんなことはない!」と反論しますよね。
誰も、怒りたくて怒っているわけじゃない、怒りの感情は抑えられないものだと思うはずです。
私もそう思っていました。少し前までは・・・。
しかし、ある本を読んで考えを変えたんです。その本とは、今ドラマにもなっていて話題の「嫌われる勇気」です。
アドラー心理学という、日本ではあまり知られていなかった心理学を世に広めるきっかけになった本ではないかと私は考えています。
その本には、人は怒りを抑えることができるし、怒りたいから怒っているんだということが書いてありました。私も、それには納得いきませんでしたが、こんな例文が書いてあったのです。
例えば、お母さんと子どもがけんかしているとします。お母さんは怒り狂って子どもを怒鳴っています。そのときに、電話が鳴りました。お母さんは声色を変えて対応をします。そして、また電話を切ってから子どもを怒鳴り始めました・・・。
怒りの感情がある状態で、なにか別のことが起こったらそれが抑えられるということの証明です。もし、その怒りの感情が抑えられないものだというのなら、電話先の相手にも怒鳴り散らかしてしまうはずですよね。でも、前述したお母さんはそれをしなかった。
あなたはどうですか?
もし、仮に彼氏と大喧嘩をして怒って泣いている最中、上司からの電話がかかってきたら。
一度出て冷静に話を聞きますよね。そしてまた切った後、話し合いの続きをしませんか?
そうなんです、怒りの感情というのはコントロールできるものなのです。
まさに人は「大声を出したいから怒っている」のです。大声を出して怒鳴ったら、スッキリするという人もいるかもしれません。そんなストレス解消のために怒りの感情を利用している人もいるのです。
私はこんな風にも考えます。
例えば、自動車を運転する人なら誰でも経験あるのではないかと思うのですが、車に乗っていて、危ない割り込みをされることってありますよね。
そんなとき、怒り狂ってその車にベタづけする人もいれば、ヒヤッとはするけれど、全く気にしないで運転し続ける人もいます。
怒りの感情がどうしても抑えられないものだとするならば、誰でもそういうシーンでは怒ってしまうということになります。
さて、怒りの感情がコントロールできるということがわかったら、実践してみたくなりませんか?
今日は、怒りの感情を上手にコントロールする方法についてご紹介していきます。
イライラを抑えるためにどうすればいいの?
怒りの感情が出てきても、爆発させるという人は少ないかもしれません。
「部長に嫌なことを言われたから怒鳴ってやった!」という人は稀ですよね。でも、イライラすることは確かです。部長に嫌なことを言われても、部長に言い返せないから部下に八つ当たりする人もいるかもしれません。
それじゃ、意味がないんです。部長への怒りはコントロールできたのに、なぜ部下へイライラをぶつけるんだ?って感じですよね。
正直な話をすると、私はわりとおっとりした性格なため、怒りの感情があまり爆発するタイプではありません。
それでも、イライラしてどうしようもないときというのはあります。わかりやすく顔に出るようで、周りが配慮してくれることもしばしば・・・。
そんな風に、周りに気を使わせるのはちょっと嫌ですよね。だから私も怒りの感情をコントロールすることにしたんです。
「なんだかわからないけど、今日はイライラする」ということってありますよね。しかし、「なんだかわからないけど」ということは絶対にありません、なにかあるのです。まず、なぜイライラしているのか、その怒りの芽を摘むことからはじめましょう。
思い返してみると、怒りの感情が雪だるま式に大きくなってイライラに発展していったことがわかります。
嫌な夢を見て、目覚めが悪かった。
歯磨きをしようとしたら、歯磨き粉が切れていた。
机の角に足の指をぶつけてしまった。
ストッキングが破れてしまった。
電車を一本乗り遅れてしまい、遅刻ギリギリだった。
朝行ったら、同僚に服をけなされた・・・
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など色々な小さな怒りの感情が積み重なって大きなイライラになっていくということがよくあります。
嫌なことがあったことさえ忘れてしまうような小さいことでも、積もっていくと大きくなる、まさに「チリも積もれば山となる」です。
そんなときには、いいことを数えるようにします。
「ストッキングが破れたおかげで、ちょっと違ったカワイイストッキングを買えた」とか、「遅刻ギリギリだったけど、遅刻はしなくて済んだからラッキー」とか。
悪い出来事だと思っていたことも、プラスに変えてしまうと意外とスーッと気分がよくなることに気付きます。
怒りの感情って、結構単純なことで抑えられるんです。
自分がイライラする時期を知る
イライラする時期が決まっているという女性も多いはずです。私は、生理前に特にイライラします。イライラするというよりも、怒ってストレス解消したくなるんです。
私のように生理前にイライラする人もいれば、生理中に憂鬱な気分になる人もいますね。春先に気分が落ち込む人もいれば、冬の寒さでイライラしちゃったり・・・という人もいるかもしれません。
自分がどんなときにイライラしてしまうのかを知ると、怒りの感情をコントロールしやすいようです。怒りやすい時期になったら、積極的に自分の気分がよくなることをしてあげればいいんです。
怒りやすくない時期は、特別何もしなくてもコンディションが整っているのでそのままでOK。時期を読むことで、怒りの感情をかわすことができちゃいますよ。
人を許すことからはじめよう
この世の中、人と接することなく過ごすことはできません。
特に社会人であるあなたは、人付き合いで悩んでいるかもしれません。のんびり暮らしていた学生時代よりも社会人になってからの方が複雑な人間関係に悩む人が多いですよね。
社会には、いろいろな年代の人がいます。
自分よりもかなり年上の上司とも、年下の無礼な部下とも付き合って行かなくてはなりません。人によっては、年齢は上なのに部下だという人がいて付き合いが難しいと思っている人もいるかもしれませんね。
あなたは、母親や父親ととてもうまく人間関係を築けていますか?兄弟とも仲良くやっていますか?もし、ちょっとでも母親のこういうところが嫌だなとか思っていたとしたら、よく考えてみてください。
あなたの会社にいる人たちなんて、赤の他人なわけです、どこで生まれて、どんな生活をして、どんな人かなんて全くわからない人たちなんです。
分かり合えなくて当然、あなたの意見と違って当たり前なんですよ。
そう思えば、人を許すことができるのではないでしょうか?
あなただって、誰かから見たら「無礼な人」かもしれないんです。人の常識から見たら「非常識な人」かもしれないんです。
まず、自分のものさしですべての人を計るのをやめて、人を許すことからはじめてみましょう。
許しについて興味があるなら、こちらの記事もおすすめですよ。
他人を許せない自分を許すために!嫉妬や恐れ、罪悪感を手放してっ
何を言われても気にしない!
それでも、「この人とはどうしても合わない」という人はいるでしょう。生理的に受け付けないという人はどこにでもいるものです。
そういうときは、その人にあまり近づかないこと、そして何を言われても気にしないことが一番。実は「気にしない」ということが、人と付き合っていくうえで一番大事なスキルではないかと私は考えています。
なにも気にしないメンタルの強い人はあなたの周りにいませんか?そういう人は、いつでも楽しそうですよね。
私は、最近メンタルが強くなってきて、何を言われても動じなくなってきました。
人の話を聞かないのではなく、マイナスな意見、悪意のある言葉を受け取らないんです。ドッチボールを思い出してください。いい意見はキャッチして、悪い言葉は避けるんです。嫌な人と話すときは、常に「避けること」に集中してみてください。
嫌なことを言う人というのは、人が嫌な顔をするのが楽しいのです。無表情なら暖簾に腕押しでつまらないからそのうち言わなくなります。
人と付き合って行くうえで、怒りの感情をコントロールするのはとても大事なことですが、コツを掴めば簡単なのでぜひ一緒にやってみましょう。
斎藤一人 「何かが許せない人へ」許すとは、ゆるめること
12分20秒
とにかく自分を許してあげましょう。許すというのは身体を緩めるということ。怒ると交感神経が刺激されて身体に不調をきたしますからね。何があっても自分のことを許す(=緩める)ことが大切。
今日のまとめ
何があっても怒らない人になる!怒りの感情をコントロールする方法
いかがでしたか。怒りの感情に気がついて、その内容を知ること、そしてきちんと対処することでコントロールすることができるってすごいですよね。
今日から怒らない女になって、会社での人付き合いはもちろん円滑に、男性からもモテて最高の人生になっちゃいそうですね。
・ 怒りの感情がくるのはどうして?
・ イライラを抑えるためにどうすればいいの?
・ 自分がイライラする時期を知る
・ 人を許すことからはじめよう
・ 何を言われても気にしない!
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